Yoshino Topics
ヨシノトピックス
業界の将来性

正解を追わず、
トラック業界の未来を
楽しもう!
代表取締役社⾧
2003年中途入社
中西俊介

変化はある。
でも、本格的な転換はまだ先です。
私自身は、トラック業界が本格的に大きく変わるのは、正直まだ10年くらい先の話だと思っています。なぜかというと、ディーゼルがまだまだ現役だからです。EV化の波はもちろん来ています。でも、現場目線で見ると、そこまで一気に進むとは思えません。たとえば、EVトラックは大量のリチウムイオンバッテリーを積まなければいけない。充電インフラも不十分ですし、バッテリーの劣化と交換、そして廃棄の問題まで含めると、まだトラックとしての実用段階は遠いんです。実際、ヨーロッパでも政策的にEVが導入されている部分はありますが、課題も山積みです。
一方で、現在のディーゼル車はとてもクリーンです。昔のように黒煙を吐くわけでもありません。東京都から始まった厳しい規制のおかげで、今の車両は高度な排ガス浄化装置が付いています。人体に影響があるような排気ではありません。ディーゼルが使われ続ける限り、トラック業界の構造自体が劇的に変わることはない。それが現場をリアルに見ている、私自身の見立てです。

本質を見失わずに、面白がる力を大切にしたい
トラックをめぐる技術はいまも刻々と進化しています。変化の兆しだってある。でも、私は目先のトレンドに振り回されるのではなく、本質は何かということを見極めながら判断していくことが大事だと思っています。たとえば、大型トレーラーの導入もそうです。人手不足を背景に、少ないドライバーで多くの荷物を運ぶには効率を追求する必要があります。そうなると、トレーラー形式のトラックが強くなる。うちはトレーラーが得意なので、そこに関してはむしろ追い風を感じています。
一方で、都市部では小型EVや軽車両による宅配、さらには将来はドローン配送の可能性もある。実際、木更津に建設中の新しい工場「トラックランド」では、ドローンの滑走路になるような屋上設計にしています。ヨシノ自動車の未来は、正解を追うことよりも、楽しみながら新しい答えを作っていくことにある。その姿勢が、未来をつくる原動力になると信じています。


